時計の針があの頃までもう一度戻ったとしても、きっと同じ道を選んで悩み歩いてきただろう。
拝啓。
大倉忠義くん。
35歳のお誕生日おめでとう。
こういう節目に今日は届かないけど手紙を書こうと思います。
綺麗な顔はもちろんのこと、努力することをやめない仕事に対しての姿勢、ビジネス力、相手に寄り添うことの出来る言葉の引き出し、鼻と襟足を触る癖、一向に結ばれないズボンの紐、(女にだらしないところ)、言い出したらキリがないけど、応援する熱度の起伏はあれどこれ以上に好きになる人はもうきっといないんだろうなって思う。
この数年は特にその大倉くんのポテンシャルに脱帽して救われることが多かった。
ラジオやジャニーズwebを通してずっと寄り添ってくれていた。
大倉くんのいい意味でも悪い意味でも等身大でありのままでいてくれる素直なところが、私は大好きだ。
印象的なので言えば、
すばるくんの会見の時、一人不貞腐れて「会見なんて来たくなかったけど見守りたかった」「勝手な決断をしたすばるくんのことを嫌いになれなかった」って言っては、失礼な質問をしてくるような記者にはガン飛ばす、大倉くん。
亮ちゃんの時は、亮ちゃんとさらに自分自身も脱退するのではないかと騒がれていたことを知って亮ちゃんを一人にしないためにあえて何も言わなかった、大倉くん。
ジャニーズJr.のプロデュースに関わるようになって、プロデュースしているのは自分だから文句があるなら自分に言ってねと後輩を守る、大倉くん。
大倉くんの行動には大体理由があって、その理由がいつも優しくて、心があたたかくなる。
過去に自分の中で仕事に対しての葛藤があったときに震災の被害に遭って、そこでテレビに勇気付けられたって言ってたような記憶がある。
その過去があるから自分がアイドルとして人前に立つ影響力がある人間なんだという自覚がしっかりあって、言葉を発信してなおかつ行動に移つことが出来る今に繋がってるんだろうな。
大倉くんは今の、これからの、関ジャニ∞になくてはならない存在だから信念を曲げずに変わらないでいてね。
大倉くんを最初に見たときは、「何だ、このかっこいい人!!?」だった。
あのキラキラした高揚感は今でも覚えてる。
大倉くんが普通の生活を選んでいたら何かをずっと背負いながら生きていくこともなかったんだろうなってふと考えることがある。
「そろそろ限界だ」って言わせてしまったときに、それを強く感じた。
皆と同じように、学生生活を過ごして、社会人になってスーツを身に纏う人生にきっと一度は憧れたよね。
全てをジャニーズに捧げた大倉くんの人生は、わたしたちの普通とはきっとかけ離れた人生だと思う。
自分の知らない人に自分の顔が知られている世界ってどんな感じなんだろう。
想像がつかない。
でもこの前のくらすますでの質問コーナーで「関ジャニ∞で良かったと思うことはなに?」って質問に対して「辛いこともあるけど結果ずっと楽しいよ」ってまさにタイムリーに聞けて、良かったと安心した。
大倉くんに出会えてわたしの人生は最高に楽しいよ。
アイドルを選んで前に立ち続けてくれてありがとう。
大好きだよ。
大倉くんに幸あれ。
2020年5月16日。
敬具。